プルムとゲロルシュタイン間の新サイクリングロード着工式 - BMV

インフラ
ドイツ

ドイツ連邦交通省(BMV)は、ラインラント=プファルツ州アイフェル地方のプルムとゲロルシュタインを結ぶ新たな自転車道の建設着工式を開催した。州務大臣シュナイダー氏が鍬入れを行い、持続可能なモビリティ推進の一環として同プロジェクトを強調した。この約10kmの新道は、既存の鉄道跡地を活用し、地域住民の日常移動とサイクリング観光を促進する。

背景

プルムとゲロルシュタインは、火山アイフェル自然公園に位置する観光地で、サイクリングの人気ルートとして知られる。この新サイクリングロードは、廃線となった旧鉄道跡地(バーントラッセン)を再利用したもので、連邦政府と州政府の共同資金によるインフラ開発プロジェクトだ。BMVのプレスリリースによると、安全性と自然環境との調和を重視した設計が採用され、周辺の歩行者道や景観保護も考慮されている。ドイツでは、こうした自転車インフラ投資が国家的な気候変動対策「Nachhaltig Verbindungen schaffen」の一翼を担っており、欧州全体のグリーン・ディールに沿った取り組みとして注目を集めている。

今後の展望

着工後、2026年の完成を目指し、総工費は数百万ユーロ規模と見込まれる。この道の開通により、アイフェル地域のサイクリングネットワークが強化され、年間数万人の観光客増加が期待される。将来的には、近隣都市への拡張やEV充電ステーションの併設により、多様な持続可能な交通手段のハブとして機能する可能性が高い。BMVは同様のプロジェクトを全国に拡大し、自転車利用率の向上とCO2排出削減を推進する方針だ。

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