福建省、非机动车管理弁法を公布 電動自転車登録・インフラ整備を強化、2025年11月施行へ

政策
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福建省政府は2025年8月8日、「福建省非机动车管理弁法」(福建省非机动车管理办法)を公布し、2025年11月1日から施行することを発表した。この条例は、自転車や電動自転車などの非机动车(人力・畜力駆動または国家基準適合の電動アシスト付き車両)の生産、销售、登録、通行、停放、充電を包括的に規制し、交通安全と秩序維持を目的とする。特に、電動自転車の強制登録と道路インフラの整備が強調されている。

背景

中国福建省政府は、道路交通安全法などを基に本省の実情を踏まえ、この管理弁法を制定した。非机动车の定義には、電動自転車や障害者用電動車椅子車が含まれており、公安交通管理部門が登録・交通管理を担う。主な内容として、以下の点が挙げられる:

  • 生産・販売規制:国家安全基準に適合しない電動自転車用バッテリーの生産・販売を禁止。販売業者はバッテリー回収サービスを提供し、廃棄鉛酸バッテリーは専門業者に委託。
  • 登録管理:電動自転車などは購入後30日以内に住所地の公安交通部門で登録必須。合格証明、購入証明、身分証明を提出し、号牌と行驶証を発行。不適合車両は登録拒否。
  • 通行・インフラ:都市道路に非机动车専用道を設置義務化し、物理的分離施設を推進。信号・標識の整備、公共自転車や配送業者の安全管理も規定。
  • 停放・充電:公共施設や住宅地に停放場を配備。電動自転車の充電は指定場所限定で、火災防止のための私引き配線を禁止。

これにより、属地管理と多部門連携を強化し、自転車インフラのネットワーク化を図る。既存道路の改善計画も義務付け、持続可能な交通システムの構築を目指す。

将来の見通し

本弁法の施行により、福建省の自転車・電動自転車利用者の交通安全が向上し、事故減少が期待される。インフラ整備の推進により、非机动车道のネットワークが拡大し、持続可能な都市交通が促進される見込みだ。特に、インターネットレンタル自転車や配送業者の規制強化が、都市部の混雑緩和に寄与。業界団体による自律管理も活性化し、将来的に全国モデルとなる可能性が高い。

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